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VFOOTに魅せられて 勝者のフットワーク塾舎人塾生 通称vfooterのブログ

鳴かず飛ばず
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ウィンブルドン クラシックマッチ その3

エドバーグとベッカーの試合の続きよりも先にイワニセビッチとラフターの試合を見ました やはりリアルタイムで見た試合なのでこちらの方に惹かれました



まずイワニセビッチについて この年はワイルドカードでの出場でした これが4度目の決勝でしたが、3度目の決勝で敗れたときに「グランドスラムで優勝していない選手の中で最も偉大な選手」と言われていました(3度決勝に進みタイトルを取れなかった選手がそれまで一人もいなかったから) サーブを打つときの構えが独特でよく真似をしていました 同じクロアチアのアンチッチやリュビチッチも構えが似ています クロアチアでの影響力はすごいんでしょうね



ラフターはというと、2年連続の決勝進出 徹底したサーブ&ボレーのプレイスタイルでいかにも芝では強そうに思えますが、ウィンブルドンで上位に進出するようになったのはキャリアのかなり後半になってからでした 意外にも最初に活躍したグランドスラムは全仏 クレーだろうが徹底してネットラッシュする姿は強烈に印象に残りました たしか準決勝まで進みブルゲラに敗れたと記憶してます そこから一気にランキングを上げUSオープンで優勝します 地元のオーストラリアンオープンは最後の年に準決勝までいきましたが周囲の期待が大きすぎたせいかあまり活躍できませんでした



肝心の試合ですが、この年は雨の影響で決勝戦は15日目の月曜日に行われました 当然チケットは当日にしか買えないので例年とは違った客層がスタンドを埋め、どちらがポイントを取っても凄い声援でテニスというよりはサッカーのような雰囲気でした
 6-3 3-6 6-3 各セット先にサーブを打ったほうが取りイワニセビッチがセットカウント2-1とリードした第4セットの第6ゲーム ブレークポイントで放ったイワニセビッチのセカンドサーブ センターギリギリに決まったかと思われましたがフォルトのコール ラケットを投げ出しネットを蹴り激昂するイワニセビッチ 必死に主審に抗議しますが判定は覆りません いまなら間違いなくチャレンジでしょうが当時はまだありません 結局このあともう1回イワニセビッチはサーブを落とし(2-6)2セットオールに このときやはり今回もダメかと思って見てました ところが、ファイナルセットに入り両者譲らずサービスキープを続けます 切れて試合を壊してしまういつもの姿とは別人のような大人のイワニセビッチ そして第15ゲームをブレイクしてチャンピョンシップポイントを迎えます 最初のチャンピョンシップポイントはダブルフォルト 2度目もダブルフォルト 3度目 十字を切り祈るようにサーブを打ちますがラフターの技ありトップスピンロブ・・・ 4度目にラフターのリターンがネットにかかりゲームセット 史上初めてワイルドカードからの優勝者が誕生しました



当時も涙しましたが今見てもグッときます やはりこれが現時点では私にとってのウィンブルドンのベストマッチです
日記 | 投稿者 鳴かず飛ばず 10:47 | コメント(0) | トラックバック(0)